<前回のあらすじ>
チュモン、息子への愛がとどまる所を知らない。
【今回のメイン登場人物】
チュモン 主人公。途中で宮野真守から小杉十郎太に声変わりし、視聴者を驚愕させた。バジュラ オン アーク!
ソソノ 高句麗の王妃。姐さんって感じ。
イェソヤ チュモンの…妻で…いいんだよな?
ユリ チュモンの息子。宮野真守ふたたび。
ピリュ王子 高句麗第一王子。
オンジョ王子 高句麗第二王子。
ヨンタバル ソソノのパパ。顔のパーツが全て中央に集中。
ヨンチェリョン チャンスのママ。毒婦。
テソ王子 プヨ国の王。
ヨンポ プヨの第二王位継承権所持者。困った大人。
クムワ 元プヨ王。テソとヨンポのパパ。
大后 クムワの妻。テソとヨンポのママ。
プーさん プドゥクプル。プヨの宰相。
ナロ テソの護衛兵。
ファン大人 遼東の太守。皇帝の外戚。
クムワの所へ、チュモンとユリが訪ねて来ました。
ユリの手を握り、謝罪するクムワ。
人質として、チュモンのもとへやらなかったことを詫びます。
お互い、わだかまりが完全に溶けた所で、チュモンが本題を切り出しましたよ。
彼は、プヨの同盟はまやかしだと勘付いています。
テソは漢と高句麗の間で、うまく立ち回りたいだけ。
チュモンに心を開くことは望んでいない。
それは仕方ないことだが、お互いの国の関係のことは良く考えろ?
クムワには、それをテソにうまいこと伝えて欲しいと頼みます。
クムワさんは快く承諾。
つか、チュモンさん?
テソのこと、よ~く分かってるよね。
山中で、チュモン達を待ち伏せするヨンチェリョンと悪の一味。
が、ソソノ達の武力介入により、一瞬で制圧されます。
はいはい、来ました!スーパー土下座タイム!!
「ワタクシには、おばさまという方が分かりません。」
さすがのソソノも溜息交じりに一言。
以前ヨンチェリョン達が反逆した時は、寛大な心で許した彼女。
しかし凝りもせず、また繰り返すヨンチェリョンには、ほとほと呆れた様です。
もう反省しないなら、ヤっちゃおっかな~?とか思っているところへ、開き直ったチェリョンがピリュ王子の関わりを仄めかしたことから、ソソノの表情が一瞬で険しいものへ。
でも先にブチ切れたのは、ソソノのパパ・ヨンタバルでした。
チェリョンには、お兄様に当たります。
「強欲なお前を、場に流され生かしておいた私がバカだった!」
ヨンタバルさん、大激怒☆
彼は、チェリョン達がピリュを唆して扇動し、後々ポイ捨てすることをお見通しだったのです。
コイツ、ホントにヤっちまおう!
ヨンタバルさんはそう思いましたが、ソソノはチェリョンらを国外追放するだけに留めます。
先を見越して、パパが後悔するかもしれないって思ったのかも。
さすがです。
ソソノさんの大岡裁きと名付けます。
で、今度はピリュ王子を呼び出すソソノ。
ピリュ王子は、しょぼくれと不貞腐れの間の複雑な表情でやってきます。
怒られた彼は、我慢しきれず自分の心情を吐露。
チュモンに、自分とソソノが棄てられると恐れていた様です。
自分が王位に就く為に、努力していたことが無駄になる。
さらにソソノが独断で王妃の座を去れば、自分達の将来は閉ざされてしまう。
なぜ、息子達の気持ちを考えてはくれないのか!
と、涙ながらに叫ぶピリュの言葉に、ソソノはハっとします。
今まで、高句麗とチュモンのことを第一に考え、息子達のことを蔑ろにしてきたかもしれないと気づいたソソノ。
彼女は公私の間で心が揺らぎ出します。
一方、ユリは、書庫で高句麗建国についての書物に目を通していました。
それにより、チュモンを誤解していたことを知ります。
パパってスゴイんだね☆
と、チュモンを認め始めたユリを見て、イェソヤは、「自分達の存在のせいで宮中が乱れるかもしれない。何事も慎みなさい」と戒めます。
イェソヤの気配りや思慮深さってのはスゴイですよね。
私が!私が!って自己主張だけして周りの言うことを聞かない、たかじんのそこまで言って委員会のレギュラーは、イェソヤを見習えばいいと思うよ。
ソソノはソヤとユリを見て、公としての自分と母としての自分の間で揺れ、涙を流します。
息子達の気持ちを察せなかった自分を、1人責めているのです。
「ピリュの心にあんな傷を負わせておきながら、何を成し遂げようとしていたのでしょう。」
うわぁん!ソソノさん!
これはでも仕方ないよ!
国を統べる者の義務として、まず犠牲になるのが肉親だもの。
自分は愛情を注いでいるつもりでも、成長期真っ只中の不安定な心を抱えている子供には届かないこともあるもんね。
嘆く彼女に、ヨンタバルは、「これも天の試練だと信じたい。」と優しく励まします。
や~、ソソノはホントにいい父親を持ったよね。
自分の娘の背中をそっと押してやり、もし、苦難が待ち受けていたら、自分が盾になろうっていう父親は、なかなかいないよ?
さて、ファン大人ですが、彼は高句麗にプヨから鍛冶職人が来ていることを知り激怒します。
「よくも騙したな、テソめがぁ!!!」
テソ王が、漢に従うふりをしていたとやっと気付くファン大人。
へへッ!バーカ!バーカ!
つっても、テソ王としては騙すつもりは無かったんですよね。
結果として、そうなったというだけで。
へへッ!バーカ!バーカ!
修練するユリの前に、ピリュ王子がやって来ました。
「手合わせしよーぜ!おにぃちゃん☆」
ユリが誘いますが、その前にピリュ王子は敗北宣言。
な、なんか無気力になってるよ!
「お前は戦に出て大手柄を立てろ、へっ。」
しかも卑屈になった上、厭味まで言ってるよ!
んで、また言うだけ言って去って行きやがった!!!
人間って、変われば変わるものですねぇ…
儂は、マガジンに出てくる様な、爽やかスポォツマン風だった頃のキミが気に入ってるんだぞ、ピリュ王子よ!
コイツはいけねぇ!
そう考えたソソノは、息子2人に役目を与えることに。
兵糧確保の為に、南方へ行く商団の引率を命じます。
みんなが「危険だ!やめとけ!」って止めますが、外の広い世界を見せてやりたいと考えるソソノは、彼らを向かわせます。
オンジョきゅんもヤル気満々だしね☆
ファン大人は、クムワが国境の村を回っていることを耳にします。
と、クムワが村人の話を聞いている所に、ヨンポ王子が訪ねて来ましたよ!
パパン~!って泣きそうなヨンポ王子がウケます。
その彼を、穏やかな表情で迎えるクムワ。
重圧から解き放たれて、やっと息子に本当の愛情を注ぐことができるみたい。
仲良く酒を酌み交わします。
さらにクムワさん、ヨンポに全ての欲望を棄て、自分と一緒に国を回ろうと誘いますよ。
自分の失敗からアドバイスをくれてやってるんですね。
でも枯れちゃったクムワさんは、それでいいんだろうけど、まだまだギラギラしているヨンポ王子には不服なんじゃないかな?
一応、「はぁ」とかって頷いてるけど。
と、そこへ賊が奇襲をかけてきました。
まさかのフラグです。
いやぁ、色んな人がクムワの前に現れるから、不思議には思ってたんだけど…
まさか…そんな…
って、いうことより気になるのは1つだけ。
ヨンポの腕前て、どうよ?
て思ったら、意外と強いのね。
さすが腐っても王子!
しかし悲劇は訪れます。
クムワも奮戦しましたが、何人もの賊に取り囲まれては堪ったもんじゃありません。
ついに致命傷を負い、倒れるクムワ。
急ぎ、宮殿に運ばれます。
目を開いたクムワは、テソ王に語り始めました。
「王様、私は若かりし日々に抱いた夢を、ついに成し遂げることが出来なかった…」
それは、プヨを大国にし、漢を退ける夢。
高句麗と力を合わせれば、漢を打ち破ることが出来る。
これは、テソ王にしかできないことでもあります。
弱々しくも、手を伸ばすクムワ。
テソ王は、しっかり握り返しました。
やっと親子の、そして夫婦の絆が取り戻せた気がします。
でもそれは遅すぎたのだけれど…
それにしても、今際の際に、チュモンの頼みをちゃんとテソ王に伝えるクムワさんに涙。
律儀だなぁ。
クムワ崩御の報せは、宮中を駆け巡ります。
ハッ!!!
プーさんが泣いている!!
あのプーさんが泣いているゥゥゥ!!!
んぇ~!?
儂、そっちの方にビビって、尚且つ貰い泣きだよ!!
チュモンもクムワが崩御したことを知り、 弔問使節をプヨに送ることにしました。
テソ王は、プーさんに高句麗行きを伝えます。
これは何かある予感☆
そんな中、ピリュ王子とオンジョ王子が、役目を果たし帰って来ました。
なんか自信がついたみたいだぞ?
いい顔してるもん。
南方は暮らしやすそうだと感想を述べたり、まるでアレです。
寒い日本に別れを告げ、連休中にワイハ~とかに行った人達みたいに晴れ晴れとしております。
ソソノは2人を満足そうに見つめ、いつか自分たちが暮らす土地だと告げました。
何のことやら分からない2人。
なんか、ここでも別れの予感ですね。
ソソノはチュモンのもとを離れ、息子達と新しい国を造る構想を練っているみたい。
高句麗に、テソ王が訪問。
チュモンとテソ王、お互い形式上の挨拶。
けど、これは大前進だよね。
憎み合っていた2人が話し合いの席に着くんだもん。
テソ王は、クムワの遺志を継ぎ、チュモンと手を組み漢を倒したい考えを述べました。
「先王の恨みを晴らしたいお!」
直ちに打倒漢の作戦会議に入ります。
「戦略についてはチュモン大王に一任するお!
必ず勝つお!」
あわわわわわ!!!
テソ王が大人になった!
チュモンに任すなんてセリフ、絶対出てくることは無いと思ってたもん。
すごいよ、テソ王!
やっと王様としての器が出来上がったってことだよね!
ヤッホーィ!!!
♪ドドン パ~パ~パ~パ~
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