BLOOD+第50話の感想
「ナンクルナイサ」
サヤハジEND、おめでとうございます!!!
間違いなくピンチピンチ大ピーンチ!だった飴ちゃんですが、デヴィッドさんに助けられました。
良かった。完全に死んだと思ったから、嬉しい誤算です。
そして、ルイスもルルゥも生き残り組。
ディーヴァが死んだのを察知したのか、翼手たちが天を仰いで咆哮し始めましたよ。
しかも動きも止まりました。
こんなご都合主義な展開でも、ほら、耳を澄ませば聞こえてくるよ。
魔法のあの言葉が。
ナンクルナイサー。
飴ちゃんからオプションDの発動を知ったデヴィッドさんは、ジュリジュリに軍の情報を集める様に指示を出します。
風雲急を告げるMET周辺ですが、ジョエルと岡村ちゃんは高い所からサヤハジとカイのやり取りを見物。
結構余裕です。きっとナンクルの呪文が発動しているに違いありません。
小夜は赤子達に剣を突き付け、自分達の血のせいで争いが起きるのだから、生きてちゃいけないとカイに訴えます。
ここからカイの必死の説得。
最後の最後でカイを見直したシーンでもあります。
「オレが愛情を注いで、面倒を見てやる。
だからオレの側にいろよ。」
これには、眉間にシワが寄りましたが、この後はいいね。
「お前だって小夜を愛してるんだろ。」
ハジの御意見を求めてくれました。
それに対してのハジの答えがまた泣かせます。
「笑顔が欲しかったのです。」
うわぁぁぁぁん、ハジ!
出会った頃の笑顔が小夜に戻るなら、自分の全てを投げ打つ覚悟でどこまでも付いて来たって。
時を越えたストーカーだの何だの、言われ続けて早1年。
沖縄で見た小夜の笑顔が、昔の笑顔だったこと。
それを与えたのは宮城家の人々で、自分ではなかったこと。
だから、付かず離れずで小夜に接してたんだね。
切ないよ、ハジ。
カイの説得と、ハジの想いが小夜の頑なな心を動かします。
「生きて…。生きて下さい。明日の為に今日を生きて。」
これよぉぉぉぉぉ!!!!!
この言葉をハジの口から聞きたかったのよぅ。
小夜もそれに答えて、ただ一言。
「生きたい…。」
いいですね。こういう、魂の底からしぼり出すような願いって。
ONE PIECEのロビンちゃんの「生ぎだい!」発言の次くらいに感動しました。
そしてここから、刮目シーン。
ちゅ、ちゅ、ちゅうしたぁぁぁぁぁ!!!
脳内で3万回はリプレイです。
すごい魅せられるシーンでした。ごっつあん。
「今日を生きて明日を笑うんだ。」
ジョージリスペクトのカイがいいこと言ってます。
そうだよ、笑ってれば全てナンクル♪
でも素直には終わらせてくれないらしく、アンシェル登場。
この死ぞこないさんめッ☆
ここでもハジが大活躍です。
小夜から刀を奪うと超高速でアンシェルにとどめ。
最初からこうしていれば…
ノンノンノン。
こういう連携は体力を使うので、なかなか使用できないんですよ、きっと。
血を飲んでもうまく発動しなかったことから考えて、ハジのドーピング原材料は小夜の唾液と見た!
だってテンションも上がってるらしく、普段は言わないことを口走っちゃいましたよ。
「ナンクルナイサ。貴女を愛しています。」
ナンクルナイサナンクルナイサナンクルナンクル…
えええええええ!?
ハジ、実はこれ言いたくてウズウズしてたのかしら。
ここぞとばかりに使って、してやったりなのかしら?
つか、今年の流行語大賞かしら?
ハジってば埋もれちゃって行方不明だけど、沖縄で女子高生を謳歌する小夜。
ナンクルナンクル。
METの爆破はテロ扱いで済ませるようです。
さすが、ナメリカ。
飴ちゃんは生き残ったが為に、逮捕されちゃいましたね。
部下の人が生き残ってた上に、潜入捜査官ってのはどうかと思いましたが、最後のカットがめっちゃデキるメガネ風だったので満足です。
にしても、ネイサンもちゃっかり生き残ってマスコミ関係者になってたのは笑ったけど。
「カチコチねぇん。」
やっぱこの決め台詞が無いとダメですね。
ネイサンって最後まで謎キャラでしたが、またディーヴァの双子を影から見守ったりするんでしょうか。
それを考えると、もしかして小夜とディーヴァの母親のシュバリエよりも、もっと古くから存在し、歴代の女王を見続けてるのかも~って思ったりなんかして。
そっちの方が面白いし。
まあ、もう最終回なんで永遠に分かりませんが。
ナンクルナイサー。
ルルゥもなんとか生き延びることが出来そうです。
ジュリジュリにはベイビーが宿ってます。
海外へ向かう岡村ちゃんに、真央様も付いて行くそうです。
すごい、怒涛の展開。
そしてデヴィッドさんのアロ~ハ姿。
赤い盾は崩壊して、みんなただの暇したオッサンと化している模様。
でもでも聞こえてくるよ、あの言葉。
ナンクルナイサー。
カイに髪を切ってもらって、昔の姿に戻る小夜。
うわっ、なんてことするんだよ!
前髪長い方が可愛かったのに!
とか思ったけど、ホントに以前の何も知らない笑顔の小夜が戻ってきたみたいで、ウルっときました。
なんかこの辺りのカイの、「ハジ嫌いだったんだよね~」発言が、ちょっと気になりましたが。
まあ、ハジもお前のことは嫌いだっただろうし。
ナンクルナイサー。
小夜が眠りに付いて、しばらくしてバラの花が1輪、置いてあるのがまたキュンときましたよ。
青いリボンも付けて、自己主張はハッキリと。
でもカイ達には挨拶なしってのが、ハジらしくて笑えました。
んもう、ハジってば奥ゆかしいんだから(違
EDが「語り継ぐこと」だったのも良かったです。
で、最後の「1年間ありがとうございました」のカット。
すっごい幸せそうな小夜の笑顔と、ほとんど見えないハジの横顔。
これが良かった!
前回で駄ニメ決定してたんですが、撤回。
いい終わり方でした。
ホント、終わりよければ全て良しです。
にしても、コリンズはどこへ?
あ、いや、そのぅ。
ナンクルナイサー。
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