猫が毛布の隙間を狙ってくる
朝晩、肌寒くなりました。
もう半袖短パンでは眠れません。
寒いのが嫌いな春生まれの儂。
冬は暗く辛く寂しい季節でした。
そう!にゃんこが来るまではね!
寒くなると、儂の可愛いピノちゃんがスルリと毛布に潜り込み、儂の太ももで肉球を温めだすのです。
なんてステキ現象!
圧倒的至福!
「暖を取る為には、少しの媚も必要と心がけるにゃ。
それがにゃんこ道と言うものにゃ。」
「ちょっとスリスリするだけで、喜ぶ単純バカが下僕でホントに助かるにゃ。
そんにゃ事は口が裂けても言えにゃいけどにゃ。
にゃほほほほほほ。」
あとアレです。
ぬっくいペット用の毛布も買ってこなければいけません。
去年のは黒猫チロルさんに取られてしまいましたからね。
「ピンクがいいにゃ。
ふわっふわのもっふもふのピンク色の毛布がいいにゃ。
でも買ってきた事を、あの黒いヤツに気付かれてはいけにゃいにゃ。
こっそりにゃ。」
一方、黒猫チロルさんは、ピノちゃん専用ベッドでぐっすり。
似たような色だから、夜中に見ると居るか居ないか分かりません。
「あの茶色いヤツの物はあたしの物。
あたしの物はあたしの物にゃ。
むにゃむにゃ。ピンクももちろん…」
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