錦帯橋と白蛇神社
5月7日に岩国へ行きましたよ。
京都に住む、儂の心の友の1人が山口県に来ると言う事で、日時と近隣の場所をすり合わせて岩国で会合。
久し振りに会う友と、中学卒業以来行った事がない錦帯橋に大興奮でした。
※錦帯橋は山口県最大の河川である錦川(川幅200m)に架かっている5連の木造橋。
今から約330年前の1673年(延宝元)第三代岩国藩主吉川広嘉(きっかわひろよし)によって創建されましたとさ。
錦帯橋の階段は1段1段が低いので、渡る時に注意。
橋の1番高い所から撮ってみましたが、高さが伝わりませんね。
だがしかし、めっさ高くてビビります。
錦川は、まさに清流という名に相応しい流れです。
橋を渡りきると、ソフトクリーム屋さんや、シロヘビ観測所などに行く事が出来ます。
佐々木小次郎の像を探して、住宅街に迷い込む大人2匹。
吉川家の碑などを横目にへっぴり腰で移動します。
途中、石人形館の表札を見つつ、あっさり発見。
『吉川英治著「宮本武蔵」では、武蔵の宿敵、佐々木小次郎は岩国に生まれ、錦帯橋の畔の柳や燕を相手に「燕返し」を編み出したとされています。』だってさ!
つつじが綺麗だったので、もう1枚パチリんちょ。
ここまで移動して、暑かったので喫茶店で休みます。
儂らは岩国駅からバスに乗って来ましたが、その間約30分。
寄る年波には勝てません。
すぐに休憩です。
つか、ちょっと前に別の心友から指摘されて気付いたのですが、この友を含め、儂らの付き合いも、もうかれこれ20年。
1人の赤ちゃんが成人式を迎える程の長さです。
ビックリしたわ。
ビーゼットさんのRUNの歌詞を思い出して涙ぐんでしまうわ。
♪よくまあここまで俺達 来たもんだなと
少し笑いながら お前煙草ふかしてる
何もないところから たよりなく始まって
数え切れない喜怒哀楽を共にすれば
時の流れは妙におかしなもので
血よりも濃いものを作るこ~とがあるね~
ってなもんですわ。
あ、そうそう。
岩国同行の友は、物凄い紳士です。
入った喫茶店のカフェオレなんですが、すでにあったかいミルクが投入されていて、表面に湯葉っぽい膜が張ってありました。
そこを避けながら飲んでいたのですが、やはり儂。
べろ~んと吸い上げ顎にペチャリと付いてしまったんですよね。
すかさずこの中年紳士、
「儂は何も見ておりませんよ。」
って横を向きやがるの。
いやいや、見てよ。むしろ、そこは一緒に笑えよ。
なにこの素晴らしき中年紳士。
ドアを開ける時も相変わらず
「ささ、お嬢様。」
って通してくれるし。
ほんと、良い中年紳士なのよ。
早く良い人を見つけて花婿になれますように☆
さて、ドリンクタイムも終わったので、再び散策。
吉香公園にある、巨大噴水。
亀。
亀ども。
※クリックすると、より大きな亀写真になります。
この奥には「吉香神社」 (きっこうじんじゃ) があります。
吉香神社は旧岩国藩主吉川家の先祖を祀る三社を統合して、1884年 (明治17年) 旧居館跡に建立されました。
本殿、拝殿、神門が同一時期の建築で揃っているものは大変貴重で、1988年 (昭和63年) に県の有形文化財に指定されています。
その後、2004年 (平成16年) 12月10日には国の重要文化財に指定されました。
白蛇観測所。
資料などがあるそうです。
儂はこのあと神社へお参りする予定だったので、ここは入りませんでした。
旧目加田家住宅。
18世紀中頃とみられる中級武家屋敷の数少ない遺構で、国の重要文化財。
儂らが行った日は休館日でした。
そっと扉の隙間から激写。
「香川家長屋門」 (かがわけながやもん) は岩国藩家老香川氏の表門で、1693年 (元禄6年) の建立と伝えられています。
岩国市の建造物としては最も古いものの1つ。
岩国美術館。
館内には奈良時代から江戸時代までの甲冑、刀剣などの、国重要文化財、県・市指定文化財計18件を含む約4500点が展示されています。
お次はロープウェーに乗って、岩国城に登りますよ。
岩国城は1608年 (慶長13年) に初代岩国藩主の吉川広家が、蛇行した錦川に囲まれた天然の要害の地である横山の山頂に築城しました。
家紋は「蛇の目九曜の紋」。
カッコヨス!
天守閣は展望台になっています。
人がゴミのようだごっこに精を出す儂。
左に見えるのは岩国基地。
しかしPMなんちゃらのせいで、靄がかかって見え難かったです。
にゃんこがいました。
「エサをあげるな」の張り紙あり。
地域猫でないのなら、誰か猫好きが飼ってあげたらいいなぁ。
そしてこのあと、儂の念願だった白蛇神社へ。
タクシーの運転手さんがいい人で、「おいでませ、山口へ。」って言ってくれたり何だりで退屈せずに着きました。
今津天満宮は道真公を祭るお社。
この横に白蛇神社があります。
ババン!
ドババン!
ちなみに、奉納されている日本酒「五橋」。
山口ブランドに認定されました。オメデトー。
白蛇神社の狛は一味違います。
「阿」
「吽」
手水も一味違います。
きゃわわ!
神社の横道には白蛇さまがいらっしゃいました。
ガラス張りの建物の中に数匹いらっしゃるもよう。
きゃわわ!
きゃわわぁぁぁぁぁ!
岩国のシロヘビは天然記念物ですきゃわわ。
ちなみにこっちは清流光神ハクジャオー。
山口県の夢と希望を守っております。
神社でおみくじも引きました。
蛇の形でめっちゃ可愛いです。
結果は末吉でした。
でも「解き放たれた小鳥のように自由になる」って書いてあったから、宝くじが当たって会社を辞められるかもしれない。
それか、苦しみに満ちたこの世から解き放たれるかもしれない。
どっちに転んでも良い話。
御守も買いました。
白蛇の顔がこわわ。
お家に帰ると、黒猫チロルさんの眉間に天下御免の向こう傷が出来ていました。
「第3の目が開いた感じにゃ?」
「我々ねこ族よりも蛇を頼るにゃんて。
やはり下僕はおバカにゃ。
愚か者の極みにゃ。」
こうして、儂と中年紳士の楽しき旅は終わりを告げたのでした。
めでたしめでたくもなし。
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