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2009年2月23日 (月)

人形宮廷楽団 1巻の感想

久し振りの由貴香織里センセーの新作です。

や~、このマンガ、由貴センセーの好みが大反映されていますね!

登場人物、全員ヤンデレだし。

 

 

中世のおフランス辺りがモデルっぽい世界で、奇病「ガラテイア症候群」が猛威を振るい、人々は怯えて暮らしています。

感染者は肌が硬質化し、表情は凍りつき関節が浮き出ます。

その独特の形相と操られた様な動きから、彼らは「蠢き人形」と呼ばれるそうです。

 つまり、こんなの。

    ↓ ↓ ↓

1

この後、この子の口がポカーっと裂けて、「あたし、キレイ?」とか言ったり言わなかったり?

対処法?

「ポマード×3」な!

 

まぁ、それはナニなんですが、彼らに襲われると感染してしまうので、触らぬ神に祟り無し。

そんな感じで、街は城壁を高くし門を閉ざし、息を殺して生活している模様。

が、中には危険な荒野を、黒い霊柩車で行き来する猛者もおりますよ。

 

それが主人公・ルチルであります。

12

容姿がお美しいので、女性と間違われることもしばしば。

でも歴としたメンズ。

彼とその愉快な仲間達は、「裏」の宮廷付小楽団を生業とし、各地を周り、「人形」達を屠っているのです。

 

今回、トゥーサンの城主に依頼されたルチル達は、この街が奇妙な空気に包まれていることに気付きます。

実はこの街、城主の娘のピアノのせいで、ほとんどの子供達が「人形」になってしまった悲しみを背負っていたのでした。

なので、音楽を奏でるルチル達は白い目で見られます。

でも、1番きつく当たっていたのは、城主の娘・セレスの兄・エレスチャル。

彼の音楽への憎しみは異常なほど。

まぁでもアレだ。

所々に大ヒントが与えられていたので、すぐ分かると思うんですが、お兄ちゃんは実は妹だったのです☆

13

自分のピアノで、皆が「人形」になってしまったショックは大きかったでしょう。

彼女が音楽を憎み、自分を責め苛むのは仕方無いことかもしれません。

一方、父親は彼女を守ることに必死。

でもそれはエレスにも、街の者にも気取られない様な密やかな方法でした。

だって、悲劇の原因がのうのうと生き残ったとあれば、民衆の怒りが誰に向くかは明らか。

なので父親は、セレスをエレスとして偽り、生かそうとしました。

彼女もなんとな~くは分かってはいますが、「私はいらない子」みたいな負の感情に飲まれて、パパの愛情に気付けません。

 

しかし、かなりの紆余曲折はあったものの、街はルチルの歌によって解放され、セレスはしばらくの間、エレスとして生きることを決意。

14

「生きていていい」理由を探す旅に出ることになりました。

 

が、すぐ後悔☆

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がめつい歌姫によって、ちょっぴり寄り道。

ルチルはフェミニスト王子・ネフェリーンに気に入られ、女子と認識されたまま彼のお屋敷へ。

で、男子達は、何だか可哀想なくらい、どうでもいい扱いで放置。

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お屋敷にはメイドさん達のパラダイスが広がっていましたとさ。

んもう、パラダイス銀河な感じ。

 

ところでこのメイドさん達、新種のウイルスを感染させられた「人形」。

幼い頃のトラウマで、頭がボーン☆なネフェリーンにやられちゃったのでした。

彼は彼で、パラダイスを作り出そうとルチルの「黒の賛美歌書」を狙います。

この本には、奇跡をも起こす歌が載っていると思い込んでいる様子。

んでもルチルもそれを探して旅をしているみたいだし、本はおバカさんが見ても分からない構造みたいだし、ムダ…ですよね?

 

さて、スピネルに喉を潰され、一瞬だけピンチに陥ったルチルですが、すぐさま華麗に復活。

17

うほっ、いい宮廷楽団☆

いや~、イケメソばっかの楽団なら追っかけしてでも付いて行きたいですよね!

 

「人形」達の力は無効化され、新型ウイルスまみれの頭部も回収。

18

さらにスピネルが萌えボイスの持ち主だということが発覚。

ステキ。

儂、この人ツンケンし過ぎで好きじゃなかったけど、地声が可愛いってのはいいですね。

今までのムカつく態度だって全てチャラにできます。

 

 

いや~、それにしても2つのエピソード、両方とも病んでましたね!

最後の最後で病みっぷり1200%の人も出てきましたし、かなり楽しめました。

この人とルチルの関係も気になりますが、もっと気になるのはルチル達の体質?

明らかに「人形化」の原因は体液感染なのに、飛び散った血も平気なトコとか、何なのかしら。

そういう特殊な体質なのかしら?

んでも「お姫様」がルチルのことを「あなたも人形」って言ってたし、根本的に何かが違うのかな?

謎が謎を呼びますが、なんとなーく明るいラストは期待できそうにないですね。

また主人公がしんで終わりとかじゃないだろうな?

それだけはホントやめて欲しいです。

まぁ、お話は始まったばっかだし、どう転ぶか分かんないですよね。

いや、だがしかし…この人の描くマンガは安心できない…

 

 

あ、後、登場人物みんな、宝石系の名前なんで、久々に儂の鉱物辞典が火を噴きましたよ。

だって「グィンデル」なんて知らんかったもん。

で、楽団のメンバーって、「琥珀」以外はみ~んな水晶の名前なんですね。

「共鳴」するからかな?

つか、それならなんで「琥珀」ちゃんだけ、水晶じゃないのかしら?

でも彼の身体も謎ですよね。

「琥珀」なだけに、右目の奥に何かを内包していたりして?

うへぇ、怖い怖い。

 

まぁ何でもいいや。

エレスが幸せになってくれれば。

 

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コメント

とてもわかりやすい感想ですね!
私も最終的にエレスが幸せになってくれればいいなと思ってます(笑)

ありがとうございます!
エレスって、この作品の良心なんで、ものっすごく幸せになって欲しいです。
7月には新刊も出るし、楽しみですね☆

この作品、昨日、僕の知ってる女の子から面白いって言われて、読んで見たんですが、凄いくらい面白かった。まだ、1巻しか読んでないから、2巻読みにいかないと。

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