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2008年9月11日 (木)

エンバーミング 1巻の感想

「人造人間」というと、どうもこう…美しく無いっていうイメージがあって、あんまり興味が湧きません。

だってドラキュラも狼男も、物悲しい美しさを持っているじゃないですか。

それはどこか現実離れした、フィルター越しの美しさ。

非現実性ゆえに詩情をかき立てられます。

でも人造人間は、違う。

在りうる現実感が付きまとい、もしかしたら?の疑念に駆られてしまうので、その存在をただの物語として容認できないんですよね。

果たして彼らは、魂と精神を持って動いているのか?

それとも、ただの物として機能しているのか?

どちらにしても、その存在には壮絶な悲哀を感じさせずにはいられません。

 

だから敬遠してきたんですが、エンバーミングはいい!

人造人間としての行く末などを考えると、最終的にはバッドエンドしか思い浮かばないんですが、和月せんせーの熱いストーリー展開からは目が離せませんね!

プロトタイプの読みきりは読んだことがないんでアレですが、ヒューリーから始まる物語は、1話からして充分過ぎるほど惹きつけられました。

 

 

Photo

冒頭、吹雪の中でナイフ咥えながら

「この復讐はオレのものだ!!」

ですよ!

ものっそいヤバい人じゃないですか!

これが少年ジャンプの方に連載なら、主人公にちょっかい出したはいいけど、フルボッコにされた挙句、100%仲間になるような敵キャラ配置ですよ!

これだけで興味MAXですよね。

 

 

物語は、19世紀イギリス。

主人公ヒューリーは、少年時代、両親を人造人間に殺され天涯孤独の身となりました。

同じ境遇のレイスとエーデルと共に、ワイス卿に拾われ今日まで生き延びてきます。

ヒューリーとレイスは復讐を誓い、猟場番として力を付けます。

でも、ヒューリーの復讐心が、怒りという感情から来ていることに対し、レイスのそれは知的好奇心…っていうのかな?

一瞬にして、人生をぶち壊した「力」の正体が知りたいという理由から、ヒューリーに力を貸します。

この辺の考えの違いが、後の悲劇を引き起こすんですが…

 

 

両親の仇を倒したのはいいけれど、レイスは人造人間にやられてしまい、自分も重傷を負ったヒューリー。

次は人造人間を造った人間を探し、斃すと息巻きます。

が、ワイス邸に戻り、彼が見たものは殺されたはずのレイス。

生きていたのは喜ばしいことなんですが、レイスもまた、人造人間になって復活していたのでした。

 

レイスから黒幕の名前を聞いたヒューリーは愕然。

それもそのはず、今まで面倒を見てくれたワイス卿がそうだと言うのです。

 

あ~、でもアレだ。

ワイス卿、ちょっと頭の具合がアレだから。

屋敷の使用人、み~んな人造人間だから。

 

12

おっと、デッカいニップレスだ!!とか思っちゃいけませんよ。

人造人間の証・電極ですからね!

 

ヒューリーは、世話をしてもらったシェイドさんをも倒さなくてはなりません。

そうしないと、ワイス卿にエーデルまで人造人間にされてしまうから。

ワイス卿はエーデルを、別れた妻と一緒に出て行った娘の代わりにしようと企んでいたのでした。

 

13

「黒い瞳のエーデル」とか言われると、安全地帯の「碧い瞳のエリス」を思い出していけません。

♪どんなに悲しい~こ~と~も~ 私~に~伝~え~て~

 

 

人造人間になると、性格の豹変に記憶の崩壊があるそうです。

レイスはそれが極端に出てしまい、「狂った」人造人間となっていたのでした。

14

ヒューリー大好きだよな、オイ。

この人は、生前からヒューリーしか好きじゃないし、狂ってるといえばウソななるんじゃないのかしら?

幼い頃から親に虐待され、そこから救い出してくれた人造人間とヒューリーには強い感情を抱いてたワケでしょ。

それを生前は隠していたけど、理性が飛んじゃった今、強い執着を抑えられなくなっただけで…

あれ?やっぱマトモじゃなくなってんのか。

そりゃそうだよね。そうじゃなきゃ、2人でロンドン♪楽しいロンドン♪ってアレほどキャッキャ喜ばないよね。

 

エーデル?

僕らの新婚旅行に雌はいらね!

ってレイスに殺されちゃったエーデルちゃん。

ご冥福をお祈りします。

でも和月せんせーが「彼女の物語はここで終わり。けれど「エーデル」の物語は既に始まっています。」って書かれていたので、黒い瞳の方が出てくるのかしら?

 

彼女を殺されたことにより、文字通り、激昂したヒューリー。

15

彼は人造人間を斃すための人造人間として、全ての人造人間に復讐する旅に出ることになります。

 

そして次からはエルムの物語…かな?

彼女かわいいなぁ。ヒューリーよりは好きかも。

 

 

あと、和月せんせー、制作中に色々苦労されたようで、コメントに恨み節が滲み出ていました。

ゆとりは早く社会を学んで、頑張ってる大人に迷惑を掛けてはいかんよ!

 

 

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