ドクター・フー第22話の感想
放送時間が遅くて見るのが辛いです。
儂、11時くらいにはドリームランドへ旅立つ直前なんですよね。
「おかん~、今日なんか、11時25分からやるねんて。どうしたらいいと思う?」
「見んかったらええやん。」
…それを言ったら…
「THE IMPOSSIBLE PLANET」
どこかの基地に辿り着いたドクター達。
どうやら宇宙探査隊の基地のようです。
でも壁には「WELLCOME TO HELL」と書かれ、その下にはターディスが翻訳できない古代文字が綴られていました。
ドクター達が、ちょっぴり不信感を持ちながら、他のドアを開けると、そこにはイカタコスルメ星人が、白い電球みたいなのを持って御対面。
後から何体も出てきて「食事したい」コールです。
く、食われる!
そう思ったドクター達でしたが、どうにも勘違いだったらしく、イカタコスルメ星人は意外と紳士的。
「何か召し上がりますか?」
彼らが持っているデカイ電球は翻訳機だそうで、それの調子が悪かったみたい。
おまけに、彼らの後ろから人間がやって来ました。
その人間達に付いて移動するドクターとローズ。
デッカい揺れ警報が発令中とのこと。
最初に軽い揺れが来て安心したドクター。
「たいしたことない…うわっ!」
ドッカ~ン!
て、お約束!
かなりの揺れだったらしく、地面の一部が陥没したようです。
つか、ここはどこなのか、いい加減教えてください。
と、イライラし出した儂に答える様に、どっかの学者さんが状況説明。
ここは、ブラックホール周辺を恒久的に周る星だそうです。
んでも、それはおかしな現象。
ブラックホールは全てを飲み込んでしまうのに、何故、この星は吸い込まれずに済んでいるのか。
誰も答えを出せませんが、この星があるおかげで、自分達の真上で1つの太陽系が砕け、飲み込まれているのを観察できるのよ、と悟り口調。
で、古代の伝承に、ブラックホールも吐き出すほどの苦い星があった、とおもむろに語りだして、儂、ビックリ。
これの展開に微妙についていけません。
でも面白いよね。
なんかこう、ニガヨモギを連想させて。
いや、苦いからって、全部そっちに持っていくのはアレなんですが…
で、この星は重力場を維持して、ブラックホールと均衡を保っているようです。
宇宙の神秘ですね☆
んで、探検隊のみなさんは、この星に留まり何をなさっているのかと思ったら、この星のパワーソースを発見したいんだそうです。
ブラックホールが近いんで、そんな悠長なこと言ってたら、何があるか分かりません。
でもドクターはダーディスがあるから、へっちゃらだい!って余裕。
その態度も束の間、ターディスはさっきの地震で地面に落っこち行方不明です。
すっげ、慌てるドクター。可哀想。
彼にはターディスしかないのにな。
探検隊のみんなもロボットアームの1つや2つ、貸してあげればいいのに。
一方、古代文字の解読にいそしむトビー。
「トビー、お前が見える。」
妙にいいバリトンの幻聴が聞こえます。
仕事し過ぎですね♪
同時進行で、イカタコスルメ星人改めウード達の翻訳機からも妙な言葉が。
「ビーストと、その兵隊は地獄から這い上がり、戦いに臨む。」
ちょ!地獄の黙示録w
再び、トビーの所。
妙にいいバリトンがトビーに語りかけてます。
振り向いたら死ぬって脅迫。
「お前の後ろだ。後ろを見るでない。
あぁ、もう手が届く。」
これ、なんてイジメ!?
思わず振り向いちゃったトビー。
変化なしかと思ったら、古代文字がトビーの体中に浮かび出てきちゃいました。
どうすんの、トビー!?
そんなことがあったとは知らないドクター達。
みんなでスカーレット系と呼ばれた太陽系が、ガスとなってブラックホールに吸い込まれていくのを観賞。
「遠くまで来ちゃった。」
感傷的になるローズ。
ケータイも圏外です。
「ターディスを作れない?」
「作るんじゃなく育つ。」
ドクターの生まれた星が滅んだ今となっては、ターディスを再び生み出すことは不可能。
ローズはどこかの星に定住することまで考え始めました。
こんな時は女子の方が強いよね。
で、家はどうする?って話をしていたら、圏外のはずのケータイに着信アリ☆
「彼が目覚めた。」
怖ェェェェェ!!!
その頃、ウード達にも奇妙なことが起きていました。
彼らは低レベルテレパシーでコミュニケーションを取っているそうです。
それはモニター出来るんですが、どんどんテレパシーレベルが上がっているとこのこと。
で、ウードの皆さんが声をそろえて一斉に。
「彼の前に平伏せ。」
こっちも怖ェェェェェ!!!
基地のコンピューターもおかしなことになっています。
「彼が目覚めた。黒い太陽を浴びている。」
スクーチが外を見ると、真空の宇宙に仁王立ちのトビーを発見。
全身に古代文字のタトゥーを入れてご満悦です。
そんなトビーさん、スクーチを見つけると、
お前もこっち来いよ。真空サイコー!
って感じで手招き…
かと思ったら、通路のガラス割りやがった!
そんな窓ガラス割っていいのは、15の夜だけだよ、トビー。
その通路から、どんどん空気が漏れてヤバい状況になりつつあります。
スクーチを除いた皆はなんとか避難して助かりました。
って、トビーもさり気なく一緒ォォォォォ!!!
逃げて~、みんな逃げて~!
一方、パワーソース目指して掘り進んでいたドリルが止まった模様。
目的のポイントに到達したようです。
ドクターも地下探検に志願。
間違いなくターディス捜そうって腹だよね?
で、地下まで降りるとそこは広大な洞窟でした。
そこには巨大な遺跡が。
なんか仏教とイスラムを足して2で割った感じの像がいるよ?
BGMもそれっぽいよ?
その頃、ウード達にさらなる変化が起こっていました。
テレパシーレベルが100に到達。
これは脳死を意味するそうです。
ドクター達は順調に進み、デッカいマンホールを発見。
さて、これは何の目的で使われたんでしょうか?
不思議☆発見でクリスタルひとし君な状況です。
トビーの文字はウードに移り、皆を恐怖に陥れます。
「我らはビーストの軍団。」
うわ~、666といい、今回は悪魔系なんだ。
面白!
って、星の重力場が消えて、ブラックホールに落ちかけているそうです。
「蓋が開いた。
余は自由の身だ。あはは。」
とか言ってるけど、この正体不明な悪魔っこもブラックホールに飲み込まれるんじゃぁ…
笑ってる場合じゃないと思うけど。
それにしても、出てくる前から「彼が目覚めた」とか色々アピールする辺り、実は親切な悪魔っこじゃないかと思ってみたりみなかったり。
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» Doctor Who #22 "The Impossible Planet" (闇の覚醒) [Babylon5以外のメモ by X^2]
前話に引き続き、邦題はいささかネタバレでしたが、少なくとも今回のBS2での放送では毎回「予告編」が付いているため、それほど気にはならないです。NHK BS2
地獄の底に封じられていた悪魔の復活、というラブクラフトを思わせるような展開でした。その復活の理由が、探検隊の探査によるものなのか、それとも悪魔を封じていた古代文明の太陽系がブラックホールに飲み込まれたために封印が解けたのか、一体どちらなのかは、恐らく次回に明らかにされるのでしょう。あのブラックホールのイメージはどこかで見たことが...... [続きを読む]
> 後から何体も出てきて「食事したい」コール
後から考えると、既にこの時点で悪魔からのメッセージが混信していた?
> ニガヨモギを連想させて。
そうだ、「苦い」と聞いて何かが引っかかっていたのがこれでした。多分ビンゴです。
> ローズはどこかの星に定住することまで考え始めました。
ミッキーが退場して、段々と二人の恋愛ドラマ化してきましたね。特にローズなんて、ドクターとの結婚生活まで夢見ている?
投稿: X^2 | 2007年2月 8日 (木) 23:41
X^2さん、ごきげんよ~。
>既にこの時点で悪魔からのメッセージが混信していた?
そうかもしれませんね~。
ヤツの食事は人間の恐怖心だそうなので、もっと怖がらしちゃえ☆、ってじわじわ皆を追い詰めてった感じですもんね。
>「苦い」と聞いて
ビンゴですか!
ヤツの言葉から、なんとなく最後の審判を連想したので、そうかな~って思ったんですよ。
>二人の恋愛ドラマ化
かなり好きな展開ですw
ローズはドクターのことが好きっぽいんで、あとはドクターが家庭持つこと恐怖症を克服したら解決ですねw
投稿: にゅげ | 2007年2月 9日 (金) 21:27