ドクター・フー第16話の感想
「TOOTH AND CLAW」
なんで少林寺!?
今回はオーソドックスに狼男ですか。
吸血鬼もやって欲しいなぁ。
で、1879年のスコットランドに着いた二人。
え?ものっすごい訛ってんだけど、イギリス人のスコットランド観ってこんななの?
東北訛りなの?
もじゃもじゃやってたら、汽車の移動が事故で不可能になったビクトリア女王が馬車でお出ましです。
ドクター、すかさず、あのなんちゃらペーパーを見せ、女王に護衛官と信じ込ませちゃいました。
女王は、サー・ロバートを訪ねてトーチウッド館へ。
でもロバートさんは少林寺に人質を取られてるので、挙動不審です。
つか、ロバートさんの後ろのハゲ~'Sが気になるところ。
それにしても、イギリスの古臭い洋館っていいですよね。
いかにも何か出て来そうだもん。
ハゲ~'Sとか?
ドクター達、エンデバー望遠鏡に夢中です。
当時にしては、めっちゃデカい天体望遠鏡だと思われますが、どうでしょうか?
ドクターとローズは10ポンド(だっけ?)の賭けの為に、
「愉快では無い。」
と女王に言わせようと必死です。
そんなローズの姿を見て、女王とか他の人とか、みんな「裸、裸」言いやがります。
ミニスカオーバーオールだと裸呼ばわりなの?
やれやれ、リオのカーニバルとか見たら、卒倒するぜ、この人。
ローズは着替える為に別室へ。
その青いドレスがいいよ。カワイイよ!
あ、クローゼットの中にメイドさん発見。
彼女によって、奥方達が拉致られたことを知るローズ。
いつでもどこでも事件発生です。
その頃、女王は楽しい夕食会。
その頃、ローズはやたら黒目のデカい男子とコンニチワ。
コイツが狼男なのかな?
夕食会では、サー・ロバートが怖い話を披露しています。
この辺りには、狼男のお話が伝わっているそう。
ところで、サー・ロバートさん、語りが上手じゃないからさ、稲川淳二を参考にするといいよ。クライマックスになると、やたら早口になるのがミソだよ。
で、狼男の真実は、その昔、落っこちたUFOから出てきた宇宙人。
今、乗り移っている人間の体も、哀れな犠牲者の魂を食って操っているそうです。
コイツのドリームは、女王に乗り移って、イギリスを自分達のいい様に作り変えようとすること。
うん、まあ、若いうちは夢はデッカい方がいいよね。
どうも今夜は満月の様で、狼男さんはCGでヘンシ~ン。
狼男を見たドクターは一言。
「ああ、なんて美しい。」
え~っと、満月の夜ってみんなオカシクなるもんね、うん。
当然、狼男さんは女王を狙ってやってきます。
逃げ込んだ女王に、ハゲの裏切りが発覚。
でも気丈に銃を向ける女王。
デリンジャーかぁ。
それなぁ、1発で仕留めないと後が辛いよ?
女王を守れと、護衛官達がライフルで応戦です。
一応、退く狼男。
それに安心した護衛官の1人。
ああああああ、そんなにでしゃばると…
やっぱ食われたぁぁぁぁあ!!!
女王と夕食をご一緒できてルンルンだった赤服の人も食われちゃった。
ご愁傷…
ドクター達、いつもの様に部屋に閉じ込められます。
大丈夫。このパターンだと、そろそろ状況を打開できるよ。
案の定、狼男が中へ入ってこれません。
なんでだろう?
・ ・ ・ ・ ・
謎は外にいるハゲによって解けた!
狼男はヤドリギを怖れている模様。
部屋にある本によって、狼男の謎が解明されます。
1つの宇宙人の細胞から、何百年もかかって狼男となって再生されたとのこと。
だから、なんで狼男?
ってことは誰も思わないんだそうなんだ。いいけど。
女王なんか、諦めムードだし。
王室の宝・コーイヌールを守れとドクターに手渡します。
うわっ、出たよ。呪いのアイテムその1。
ダイヤって結構、その手の話が多いですよね。
まあ、利害が絡んでるんで、どうしても貴金属には血生臭さが払拭できませんが。
このコーイヌール、まだ未完成品で、またまたカットし直されるそうです。
「未完成」という言葉で、何かを思いつきかけるドクター。
でもピンときません。
なので、行き当たりばったり的に、天体望遠鏡の部屋へ、みんなでダッシュです。
で、やたら反逆罪だって1人暗くなってたサー・ロバートさんが狼男を阻止する為、ドアの外に立ちます。
反逆罪とかは、狼男の話で有耶無耶に出来ると思うんだけどな、とか言っちゃいけませんねそうですね。
ハイ、ロバートさん、サヨウナラ。
コーイヌールが月光を集束し、狼男にその光が当たった瞬間、乗り移った宇宙人は消え去りました。
やったぜ、ロバートさんのおかげだぜ。
でも、ドサクサに紛れて女王が噛まれたらしいのですが、傷跡を見せてくれません。
ああ、もうダメだ…
ドクターは、サーの称号を獲得しましたが、女王の不興を買った為に国外追放を命じられます。
この時代の人達には受け入れてもらえないよなぁ。
仕方ないよ。
で、ビクトリア女王は血友病の遺伝保持者だったのですが、これって狼男に噛まれたせいでは?と勘繰るドクター。
ええ~!?王室って、そういう設定なの!?
そっちの方が面白いけど、またまた宇宙人の細胞が復活するには長い年月がかかるそうです。
復活するのが21世紀初頭だって。
今やんけ。
狼帝国かぁ…
日本が巻き込まれなきゃ、別にそれはそれで面白いからいいや。
それにしても気になることが1個。
トーチウッドなんちゃら機関って、ドクターと敵対することになるのかな?
王室はドクターを敵に回してるって考えていいのかしら?
これからの展開が楽しみです。
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新ドクターに替わっての三話目では、ドクターとローズはまたも#3と同様に、予定していた行き先の時代から100年前、1879年のスコットランドにやってきます。Gumbyさんの記事にあったように、前回今回と第一シーズンを意図的になぞった設定ですね。オープニングは「今度はカンフー映画か」と思いました。
しかし何と言っても今回度肝を抜かれたのは、ビクトリア女王に追放されてターディスに戻る二人のやり取りです。王室をあそこまでコケにした発言を堂々と国営局が放送するとは英国の懐の深さを思い知らせれま...... [続きを読む]
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