ドクター・フー第15話の感想
「NEW EARTH」
50億年23年の新地球。
車がブイブイ空を飛んで未来感をアピール。
昔、車が空を飛んだら交通ルールとかどうなるの?って話をしたのが懐かしいです。
あ、なんか妙なイレズミとか入った、やたら顔色が悪い人がドクターを見つけましたよ。
またまたTO LOVEるの予感です(これしか書けねぇや)。
地球が滅んで、人類はいろんな惑星に旅立ったそうです。
え~っと…イスカンダルとか?
今、ドクターとローズがいる惑星も、そんな星の一つでなんですが、地球懐古ブームだそうで、ニュー・ニューヨークなんて言うふざけた街も出来てます。
儂としては、自由の女神もニューなのか気になるところです。
ドクターは病院へ呼ばれたので、そこへ向かいました。
「売店がない!売店好きなのに。」
子供か、お前は!
まあ、儂も売店大好きですが。
ローズ、きょろきょろしてたらドクターとはぐれちゃいました。
なんとかエレベーターまで辿り着いたのですが、目の前で扉が閉まり、別のエレベーターに乗るはめに。
つか、消毒スゴイよ消毒!
頭から水ぶっ掛けられるなんて、今時コントでもやらないよ。
化粧めっちゃ剥げるやんけ。
急速乾燥されても遅いよ。
ドクターは無事に26階に到着。
いきなりオープンな場所で、石化症候群に侵されたマンハッタン公爵とコンニチワです。
個室でもないのに、患者のプライバシーがどうのとか文句言ってくるネコ型ナースに一抹の不安。
で、その白衣のニャースに案内されたのが、老衰で死に掛けてるデカい顔。
え~っと、なんだっけ?フェイス・オブ・ボー?
長いんで、今度からボーさんと呼びます。
一方、別のフロアに誘き寄せられたローズ。
鉄パイプ装備で、準備万端です。
何の脈絡も無く、8mmが上映されてるんですが、ローズは、そこに映っているのがカサンドラと気付きました。
まだ人間の形をしていた頃のものです。
当のカサンドラは、第2話でお肌の乾燥のあまりハジケ飛んだと思っていたんですが、脳が無事だったので、お尻の皮膚で復活したとのこと。
綺麗な目はゴミ箱から回収されたそうです。
よ、良かった…ね…
ローズは、そんなカサンドラを見くびって油断してしまった挙句、彼女に体を乗っ取られちゃいました。
こんなんばっかだな…ローズよ。
で、カサンドラさん、乗り移って一言。
「ああ、なんて下品!ガキのセンスよ!」
ヒデェ!!!!!
ボーさんは、死ぬ前に大いなる秘密を伝えるそうです。
猫ニャースが言うには、「家を持たぬ旅人」「孤独な影」に、だそうです。
え?それなんてドクター?
カサンドラの古い脳は死んでしまいました。
でも、新しい体が手に入った彼女はウッキウキ。
ローズの体を触りまくってご満悦です。
なんかね、ゴムマリみたいにピッチピチですってよ。
ドクターが他の患者に目をやると、石化しかけてたマンハッタン公爵が全快していました。
この病を治せるのは、もっと先の技術のハズなのに、不自然さを感じるドクター。
でも猫ニャース達は、治療の賜物と胸を張ってます。
その治療がどうやって成されたのかは、地下に居る目覚めちゃいけない患者が鍵を握っているみたい。
燃やされちゃったし。
キナ臭いです。
カサンドラ曰く、
「女を信じるな。ナースを信じるな。猫を信じるな。」
だそうです。
それ、もらったぁぁぁぁぁ!!!
ドクターとご対面したカサンドラ。
いきなりドクターの唇を奪います。
だ、大胆ですね、カサンドラさん。
ただ、最近は奇妙な病気とか持ってる人も多いので、気をつけた方がいいと思いますよ?
んで、突然そんなことされてポカン顔のドクター。
気付けよ。
地下の集中治療室のこととか、めっちゃ詳しいよ、そのローズ。
気付けよ。
その地下の集中治療室ですが、緑の光に包まれたカプセルホテル仕様です。
何その光?抗菌?
って、どうも違った様で、中にはあらゆる疫病に罹った人間が詰まってました。
この人間はクローンなので、人類として扱われていない模様。
モルモット呼ばわりです。
ああ、ここでも人間の傲慢さが発揮されてるよ。
救いようがないよ。
猫ニャース達なんか「彼らはただの肉です。」って断言してるし。
あ、ドクターがローズの異変に気付きましたよ。
「キミは誰だ?」
「最後の人類よ。」
「カサンドラか!」
そこ!
そこはボケるべきだろう、ドクター!
まあ、いいけど。
で、お約束ですが、ドクター、ピンチです。
気絶させられて、緑のカプセルに入れられちゃいましたよ。
ここには定期的にヤバい病原菌が送り込まれてくるそうで、ホントにピンチです。
それを尻目にカサンドラは、猫ニャースにお金の無心。
ここでやってることをバラすってさ。
でもカワイイただの猫たんだと思ってたニャース達、爪でカサンドラを殺る気です。
こいつはヤバいと思った彼女ですが、緑のカプセルの扉を一斉に開いちゃって、さらにヤバいことに。
次々と起き上がるクローン達。
つか、むしろバイオハザード?
ランチャーだよ、ホント、ランチャー最高だよ!
そのランチャーが見つからなかった猫ニャースさん、自分の爪では役に立たず、サヨウナラ。
触るとみんなゾンビ、じゃなかった、疫病に感染しちゃうんだって。
逃げてまたまた個室に閉じ込められた、ドクターとカサローズ。
「彼女を返せ!」
「返しゃいいんでしょ!」
生き残るために必死です。
でも脳が死んでしまって帰る場所の無いカサンドラは、今度はドクターに乗り移りました。
パーツが多くて動きにくいそうです。
ふ~ん、儂、乙女だから何のことだか分からな~い。
あ、そうそう、ドクターの心臓はサンバのリズムで動いてるらしいよ。スゴイネー。
この部屋もクローン達に嗅ぎ付けられ、ハシゴを登る2人。
カサドクターになったり、カサローズになったり大忙しです。
ローズを解放しろと強く迫られ、しょうがなくクローンの1人に乗り移ったカサンドラは、彼らの孤独な魂に触れてしまいました。
クローン達はただ、触れあいを求めているだけだったのです。
でも触れ合ったら、みんなバイオハザードだもんなぁ。
ドクター、点滴パックを見て、何かを思いついたらしく、エレベーターのロープを伝って下へ。
カサンドラにも強制的お手伝いの命令です。
「アンタって無茶苦茶だわ。彼女が惚れるはず。」
「下がりま~す。」
そこ、無視かよ。
階下へ降りたドクターは、エレベーターの中へクローン達を誘き寄せます。
そこへドクター調合の消毒液が降りかかりました。
なんか急激に治っていくんですけど。
クローンさん達のお肌がスベスベ~になっていくんですけど。
新種の誕生だそうですよ。
適当配合で治るんなら、ニャースいらんやん。
で、そのニャースは逮捕。
クローンさん達は新人類として、ニュー・ニューヨークで保護されるそうです。
良かったね。
あ、忘れてた。ボーさん、起きたんかい。
みんなが大変な時に居眠りぶっこいてたボーさん。
なんか生きるのに疲れてたんだって。
でもドクターの言動で、また生きてみようと決めたんだって。
ちょ!言うだけ言ってサヨナラかよ。
大いなる秘密って何だったのよ!?
まったく、どいつもこいつも自分勝手だな。
カサンドラは信奉者のチップに移動。
こいつもカサンドラを助けたり、自分を助けたりでムリをして、心臓が弱っているそうです。
なんか突然、死を納得するカサンドラ。
今まで、あれだけ死にたくないって言ってたのに。
どういう心境の変化だろ?
最期に、カサンドラが一番記憶に残している時代へ連れて行くドクター。
「貴女は美しい。」
この時代のカサンドラに声を掛け、満足して死んでいく彼女。
かなり、しんみりして終わりましたが、死に際において、どう自分らしく動けるか、考えさせられる最後でした。
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第二シーズンの二話目となる今回は、第一シーズンの同じく二話目の登場人物たちが再登場する、直接の続編でした。今回のタイトルなど典型的ですが、このシリーズの邦題は直訳型が多いですね。
基本的に毎回有名SF映画のパロディーが登場しますが、今回は「アイランド」とよくあるゾンビものでしょうか。ただ、巨大な縦穴の壁面一面にクローンタンクが並ぶシーンでは、私はマトリックスの似たような場面を連想し、ニュー・ニューヨークの住民たちは幻で本物はここに収容されている、という展開を想像しました。それから猫の...... [続きを読む]
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