ドクター・フー第11話の感想
「BOOM TOWN」
額チャック!!!事件から半年後。
額チャック改め、マーガレット(の皮を被った)スリジーンの生き残りは、カーディフの市長になってました。
なんかの専門家から何か専門的なお話を聞いてますよ。
何か建設されたら、市が消えちゃうそうです。
計画中止を訴える専門家。
マーガレットも快諾します。
「市長が貴女で良かった。」
安心して後ろを向く専門家さん。
うしろ!うしろ!脱皮してるよ!
ハイ、サヨナラ、専門家さん。
久々にミッキー登場です。
ローズのパスポートを持ってきた模様。
再登場でパシリかよ…
ターディスは燃料補給の為に、時空間の裂け目跡があるカーディフにやって来たそうです。
ターディス、カーディフ、ややこしいよ。
ミッキーが時代遅れのポリスBOX化したターディスのことを指摘すると、ドクターが鋭い御意見を述べました。
「現代人がポリスBOXを見かけたらどうする?
黙って通り過ぎる。」
ごもっとも。
でもいい加減、ミッキーをリッキーと呼ぶのはやめてやれ。
どうやらマーガレットは、カーディフに電子力発電所を建設しようと企んでいるみたい。
で、記者のキャシー・ソルトから、このプロジェクトは呪いがかかっていると突っ込まれましたよ。
マーガレットったら、都合の悪いヤツらはブっ殺してるみたい。
でも核専門家は、ブっ殺される前にネットにこのプロジェクトの危険性を流していました。
それを聞いたマーガレットは、ソルトさんをトイレに連れ込みます。
ひ、額チャック再び!
「その光、大丈夫ですか?」
ソルトさん、アンタが大丈夫じゃねぇぇぇぇぇ!
マーガレットは、ソルトさんに原子力発電のことを記事にするか聞き出し、始末しようとツブラな瞳で機会を窺います。
だけど、ソルトさんが出来ちゃった結婚すると聞き、家族のことを思い出してしんみりするマーガレット。
ソルトさんは何とか生還です。オメデトー。
その頃、のんき者4人組みはカフェで、めっちゃはしゃいでました。
と、突然、他人様が読んでらした新聞をかっぱぐドクター。
あまりのマナーの悪さに、英国紳士のお口がポカンです。
で、その新聞にはマーガレットの写真がデカデカと載っていたのでした。
意気揚々と市庁舎に乗り込む4人組。
仕切るジャックに、ドクターが嫉妬!
「待て、リーダーは誰だ?」
いいやん、誰でもさ。
「ジャックの案で行こう!」
ドクタァァァァァ!?
受付の人に取り次いでもらうと、奥から何かが割れる音が。
「改めて来週アポを取ってくれれば…」
にこやかに対応する受付の人に、ドクターが尋ねます。
「窓から飛び出たか?」
「はい、そうです。」
この受付の人、有能だぁぁぁぁぁ!!!
あの音は窓が割れる音だったのね。
てっきり驚いて、マグカップでも落としたのかと思ってたよ。
さて、マーガレットさんですが、テレポしようとしたら、ドクターに反テレポ装置を使われて、あっさり捕まっちゃいました。
彼女は、時空間の裂け目の上に建てる予定の原子力発電所をメルトダウンさせ、その爆発のエネルギーで別の文明社会へ帰ろうと目論んでました。
ドクターは、その時、なんか別のことに思い当たった様で「バッド・ウルフ」と呟きます。
んでもピンとこないので、あっさりスルーの方向で。
ええ~、何?なんかの伏線か?投げっぱなしか?
それはいいとして、マーガレットはターディスに連行。
エクストラボレーター(層次元サーフボード)?も一緒です。
彼女は故郷へ送り届けられれば、死刑が待っているそうです。
宇宙マフィア・スリジーンは以前、欠席裁判で勝手に死刑判決を下されたとのこと。
「当然の報いだ!」
ミッキーは、そう言い放ちますが、マーガレットの目をまともに見ることが出来ません。
人が人を裁くってのは、デリケートな問題だもんね。
特に命が掛かってるなら、なおさらです。
マーガレットは、お気に入りのレストランで最期の食事を所望。
そういや、腹が減ってきたなぁ。チップ&ステーキかぁ。美味そうだなぁ、もたれそうだけど。
いや、儂のことはいい。
ドクターの視線を逸らした隙にワインに毒を入れたり、それを入れ替えられたり、指から矢を出してみたり、それを掴まれたり、肺から毒を出してみたり、毒消しされたり、頑張りが全て空回りのマーガレットに合掌…
一方、ローズはミッキーから、トリシアと付き合っているとサプライズ告白。
つか、それなのにローズをホテルに誘ったの?
ありえへん、死ねばいいのに、ミッキー。
マーガレットは必死で命乞い。
でも、いつもの様にドクターはそれを聞き入れません。
彼女は、人間のマーガレットを殺し、その皮を被って活動しているのです。
なので、許すことは出来ません。
討論が白熱したところで、低い地響きと共にレストランの窓ガラスが割れ始めます。
時空間の裂け目が開いちゃったみたい。
これもマーガレットの罠でした。
心を入れ替えるってのはウソかよ、オイ。
「2人ともお退き、波乗りするわよ。」
ローズを人質に取る、サーファー気取りのマーガレット。
絶対絶命の所、すみません。
ターディスの動力部から光が溢れ出します。
それを見つめたマーガレット。
「ありがとう。」
そう呟くと、消えてしまいました。
ええ?死んだ?
と思ったら、卵に!
ダチョウの卵大だけど、えげつない形の卵になっちゃった!
ターディスは、人の心が読めるんですって。
これがマーガレットの本当の望みだった様です。
卵からやり直しかぁ。
儂も18歳くらいからやり直したい…なぁ…
ミッキーは、ドクターを優先したローズに怒りを覚え、彼女の前から姿を消します。
あらら、ホントにお別れかしら。
まあ、ミッキーの気持ちは良く分かるよ。
でもしょうがないよね。
大丈夫、キミはいいヤツだから、きっともっといい子が見るかるよ気休めだけど。
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» Dorctor Who #11 "Boom Town" (悲しきスリジーン) [Babylon5以外のメモ by X^2]
NHK-BS2で毎週火曜日の夜に放送中のDoctor Who(ドクター・フー)、 今回から可能な範囲で毎回分の記事を書いてゆこうと思います。ただし実際に掲載するのは週末にずれ込むとは思いますが。とりあえず、BBCのDoctor Whoサイトをリンクしておきます。
さて前回のロンドン大空襲から現代のイギリスに戻って来たドクター一行は、ウェールズの首都カーディフにやってきました。お邪魔虫のキャプテンジャックも、今の所追い出されずにローズと三人連れで色々と旅をしてきたようです。カーディフは...... [続きを読む]
> テレポしようとしたら、ドクターに反テレポ装置を使われて、あっさり捕まっちゃいました。
このシーンは何ともユーモラスでした。あっさり捕まってしまい、その後の命乞いで妙にしんみりして来て、なるほど「哀しきスリジーン」か、と思っていたら甘かったですね。マーガレットは自分のこれまでの行いを反省するようなタマではなかったわけで・・・。意図的にネタバレを避けたうまい邦題なのか、それとも単にずれた邦題だったのかは不明ですが、結果オーライかな。
投稿: X^2 | 2006年11月16日 (木) 20:47
X^2さん、ごきげんよ~。
>あっさり捕まってしまい
そうなんですよ。ドクターもめっちゃ楽しそうに捕まえてましたよね。
でも命乞いのシーンは考えさせられました。どんな悪いことしてきたヤツの命だって、軽くはないですもんね。
だけど、マーガレットさんったら、逃げるためにはどれだけ犠牲があっても構わないって思考が、やっぱマフィアなんだな~って思いました。卵からやり直して、いい子ちゃんになればいいけど。
>意図的にネタバレを避けたうまい邦題なのか
どうなんでしょうかね~?
まあ、この回は、このタイトルでOKですね。
投稿: にゅげ | 2006年11月18日 (土) 22:05