チェオクの剣・最終回
今まで、こっそり惰性で見てたチェオクの剣が最終回を迎えました。
テーマ曲のあまりの良さ(もちろん韓国の歌手が歌ってるけど、影山ヒロノブ臭がする)に見てきたんですが。
って、これ!
ラスト、ヒドイ!ヒド過ぎる!!!
あんまりヒドイから文句言っちゃえ。
ここで、チェオクの剣を知らない人に1分で分かる説明コーナー。
・チェオク 左捕盗庁(チャポドチョン・現在の警察)の茶母(タモ・普通ならお茶くみ的な仕事)。幼い頃、父親を殺され兄と離れ離れに。
・ファンボ・ユン 左捕盗庁(チャポドチョン)の従事官(チョンサガン)。妾腹の生まれであるが故に、身分制の厳しい韓国ではいい待遇を受けていない。幼い頃、家にやってきたチェオクを心の支えとして、今に至る。
・チャン・ソンベク 革命軍の頭領。身分などない公平な世を築きたいと理想を掲げる。実は生き別れのチェオクの兄。
・ファンボ・ユンはチェオクが好き。
・チェオクもファンボ・ユンが好きだけど、ちょっとソンベクに心が揺れた。
・ソンベクは実の妹と知らず、チェオクを愛する。
洞窟でチェオクとソンベク2人きりになった時、ソンベクが泣きながらこう言ったの。
「(お互い剣を向け合う同士、手をとって暮せぬなら)生まれ変わっても2度と会わないようにしよう。」
って、何、この切ないセリフ!!
ここで儂のオトメ心を鷲づかみにしましたよ。兄妹と知らずお互い惹かれあっても、所詮、追う者と追われる者。しがらみを捨て、誰も二人を知らない場所に逃げれば、暮せるかもしれないけど、そんなことは不可能なので、歩き出すこともままならない。
ええ~!?
この先どうなるの~!?
って、思ってたら、ファンボ様がクーデターの黒幕に気付き王殿へ。
そこには、どうしても自分が玉座に着きたかったチョン・ピルジュンの姿が。
しかも、こいつはソンベクに内緒で異国の兵(どう見ても日本)と手を組み、このクーデターを成功させようとしていた。
異国の兵が手を貸す条件は済州島を渡すこと。
怒るソンベク。「済州島の人たちを苦しめることになる!」
クーデター失敗。チョン・ピルジュン死亡。
切羽詰ったチェ・ダルピョンは革命軍の砂金をくすね、チェオクを人質に取り逃亡。
ダルピョン、チェオクの命と引き換えにファンボの首を要求。
軽くヤバイ展開に、ソンベク登場。
ここで、いつものワイヤーアクション。
すっげー飛ぶ!前後左右上下構わず、一蹴りで10メートルは軽く飛ぶ。
ちなみに日本の武士はもじゃ髪の坂本竜馬完全リスペクトの妙なヤツで、コイツもよく飛んだ。
ファンボ様、死んだァァァァァッ!!!
おかしいよ、そこで殺さなくてもいいやん。オマエも避けろよ、ファンボ。
ファンボ様、ソンベクにそっと事実を告げます。
「チェオクはお前の妹だ。」
呆然としてその場を去るソンベク。チェオクの手枷足枷を外してから去って欲しかった。どうやって抜け出せと?
場面変わって、みんなでソンベクを追い詰めるシーン。
「こいつは私が切らなければ。」
ソンベクに剣を向けるチェオク。呆気なく刺されてやるソンベク。
で、倒れ様に「会いたかった、チェヒ(チェオクのホントの名前)。」
オイコラ!それ言ったらチェオクがどんな想いすると思ってんの!?
そんなのは墓場まで自分ひとりで持っていけ!
そして、ソンベクの身体に弓矢と銃弾が雨の様に注がれて…
チェオク庇いに来たぁぁぁッ!!
二人とも死んだァァァァァッ!!!
ちょ、何この『そして誰もいなくなった』的展開。
おかしいよ、メインキャラ殺して視聴率取ろうなんて考えかよ。
大人って卑怯だよッ!
と、言う訳で大いに不満を抱いて終わったのでした。
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